スキットサービスクルーの東條です。
今回のお客様は、50年住んだ団地の4階から別棟の団地の1階にお引越しを決めたお客様でした。お引越しに伴う不用品回収のご依頼です。
ご夫婦共に階段で4階まで上がるのがキツくなり、1階に空きがでてのご決断でした。
50年溜め込んだ不用品は2tトラック3台分になりました。
今回は物を溜め込みすぎないアドバイスをご紹介します。
大量の不要品の処分方法がわからない
部屋が少し散らかっている程度では、掃除をしてゴミを捨てるだけで家の中を片付けることはできます。
しかし、あまりにも物が溢れすぎてしまうとどう処分すればよいのかわからず、そのまま片付けられないこともあります。
若い人であれば単に捨てるだけでなくまだ使用することができそうな物はリサイクルショップやネットオークションに売却する方法を利用したりしますが、高齢の方はそのような方法もわからず何も手をつけられなくなる状態になってしまいます。
家に人を呼ぶのが億劫になってしまう
年を重ねると人と会うことが苦手になる方もいます。若いころは毎日掃除して誰に見せても恥ずかしくない部屋をキープしてた方も、だんだんと人を呼ぶのが億劫になると部屋をきれいにする理由がなくなり片づけなくなることもあります。
部屋に人を呼ぶのは、きれいな部屋をキープするためのポイントでもあるのです。
高齢者が物を捨てない心理的な6つの理由
物を大切にするという文化
60歳以上のシニア世代はまだ日本が貧しい時代だったこともあり今以上に物を大切にすることを教えれたことから、多くの方が不要になったからといってすぐに物を捨てることができません。
物にも心があるためにムダにするとバチが当たると考えている人も少なくありません。「捨てること=悪」という道徳観が身についているため、物を捨てることに強烈な罪悪感を持つこともあります。
物が増えても「捨てるのがもったいない」と考えてしまい、「まだ使えるから」「思い出の品だから」などの理由で物を捨てることができず、家中に物がたまっていきます。
そのため、物が増え過ぎてしまい、片付けることができなくなってしまうのです。
物が与える充実感
また、物そのものが持つ重みや充実感を味わうことにより、物を捨てることができないこともあります。
物が身の回りにたくさんあることで得ることができる安心感もあり、必要以上に多い物を見ることで気分が安定することもあります。
生まれ育った時代に物が不足していた60歳以上の親世代は身近に物が増えていくことを有難く幸せと感じるのです。
もったいないと思う
現在は物が豊かな現代で何でも簡単に手に入ることができますが、親世代が生まれ育った昔の不便だった感覚をそう簡単には変えることができません。
思い出に縛られる
子どもが巣立ったり親を看取たりして少しずつ孤独な時間が増えると、昔のことを思い出すことが多くなります。
家族や子どもの大量の写真やベビー服、もらったプレゼントなど、処分しようにも思い出が染みついていて捨てられないこともあります。
物にまつわる思い出
物そのものが持つ力ではなく、物にまつわる自分の思い出などにより物を捨てることができません。
学校の修了証や表彰状、図画工作、働いていた時の名刺、日記帳、愛読書など、親の家にある物には様々な思い出が詰まっていることが多いです。
片付けられないのではなく、片付けたくない心理
片付けられないのではなく、片付けたくないという思いもあります。
以前は親子で住んでいた家から子供が独立すると、子どもが巣立ってしまった寂しさを物で埋めようとすることもあります。
高齢者が物を捨てられない理由を知って歩み寄った話し合いを
このように老人が物を捨てられないようになるのには、私たちが経験したことない、それなりの理由が存在するのです。
若い人の方が現実を見ることはできます、しかしその方向に話を進めるには、こちらの気持ちや言い方にも配慮があれば、相手も聞き入れてくれる事も増えるかもしれません。
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